多量の抜け毛でお悩みの女性が増えていますが・・・

シャンプー後の排水溝に溜まった多量の抜け毛を見つけて、数年後には全ての髪の毛が抜けてツルツルのハゲ頭になるんじゃないかと、不安に陥る人は多いのではないでしょうか。

このような髪の悩みを抱えているのは男性ばかりと思いがちですが、実は、近年、薄毛や抜け毛で悩む若い女性が増えているようです。

男性は、若いうちから男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が薄毛の元凶となってAGAと呼ばれる男性型脱毛症を発症する人がいますが、女性の場合は、間違った頭皮ケア、睡眠不足、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養不足、ストレスなどが薄毛、抜け毛の原因として挙げられます。

ようするに乱れた生活習慣が、若い女性の薄毛や抜け毛の原因として大きく影響を与えているということです。

ところで、人の髪の毛はいったい何本くらい生えているか、ご存じでしょうか?

人によって個人差がありますが、6~14万本といわれ、平均で約10万本になります。

そして、この髪の毛1本は、頭皮の中に埋まっている部分の毛根から生まれ、どんどん成長して頭皮の外側に伸びていきます。

頭皮の中にある毛根の根元には、毛球という部分があり、そこには毛乳頭と、髪の毛の生産工場といわれている毛母細胞があります。

この毛母細胞が、周りに細かく張りめぐらされている毛細血管から栄養分や酸素を取り込んで、細胞分裂を繰り返して髪が成長していくというわけです。

ですが、こうして生まれた髪の毛1本は、一生伸び続けるわけではありません。

毛球の中で生まれた髪の毛は、さかんに細胞分裂が行われて成長する期間の「成長期」に入り、やがて成長期が終わり休止期に移行する「退行期」、そして、細胞分裂が止まってしまう「休止期」、最後は自然と抜け落ちて髪の毛1本の一生が終わります。

このように髪の毛1本は、成長期(2~6年、女性の場合は約4~6年)→退行期(2~3週間)→休止期(2~3ヶ月)というヘアサイクルを経て抜け落ち、そして、また新たに髪の毛が生まれます。

しかし、何らかの影響で、このヘアサイクルが乱れると、成長期が短くなり、休止期にある髪の毛の割合が増え、その結果、抜け毛が増えて薄毛になるというわけです。

人の髪の毛は、1日に80~100本くらいの抜け毛があるといわれています。

1日に100本くらい抜けても、ヘアサイクルによって次から次へと新しい髪の毛が生まれているので、髪の毛はなくならず、一定量の髪を維持できているのです。

しかし、あきらかに1日に100本以上の抜け毛があると思われる人は要注意です。

そんな人は、まずは、今までの生活習慣を見直して規則正しい生活を送るように心掛け、そして、健康的な髪が育つ頭皮環境に整えるためのケアを行いましょう。